陶器で日本料理の表現

料理は見た目も重要であるということができます。同じ食材を使って同じように作られたものでも、盛り付け方ひとつで印象は大きく変わってきます。料理を食べる方に喜んでもらえるように、できるだけ美味しそうに、豪華に盛り付けていくためには、料理そのもののほかに器なども何を使うかが重要なポイントとなってくるのです。

料理自体の見た目はそれほど奇抜なものを作ることはできません。日本料理の多くは形が決まっているものなども多いでしょう。例えばお寿司などは日本のものとして有名なものですが、形にそれほど変化をつけられるものではありません。しかし、器や盛り付け型の工夫で、様々な表現をすることができます。陶器の場合、形が様々なものがあるのはもちろんですが、色や柄を付けることができるので、それによって彩りを加えていくという事も可能になります。盛り付ける料理に合わせた形で必要な色や柄をプラスしていくという事を考えていくのも日本料理の一つの要素といえるでしょう。

個性を発揮しつつ、盛り付けられた料理をよりおいしく見せるという意味で陶器は日本料理の表現に欠かせないものであるということができます。ぜひ、自分のイメージに合った器探しをしてみましょう。